五月雨(さみだれ)

歌詞

五月雨に池の真菰に水増して

いずれが菖蒲(あやめ)かきつばた

さだかにそれと吉原へ 

ほど遠からぬ水神の

離れ座敷の夕映えに

ちょっと見交わす富士つくば

解説

作者不詳

水面に降る五月雨の情景を唄った季節感あふれる端唄。